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現場は進む

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おはようございます!!
暑さもだいぶやわらぎすごし易い気温になってきましたね?
こんな季節は現場も進みます。
写真は1階DKの天井作業のようすです
ブログ初登場の同級生大工のT君です、今回は現場が終わるまでお手伝いしていただいております。
おかげで引き渡しが間に合いそうで助かっています。
吉野杉の源平柾取りの梁の上にひのきの無地板を惜しげもなく貼っています
今の建築は下から天井を貼ることが多い今の建築、昔ながらに上から材料に貼っていく作業が実は本式といいますか
大工らしい作業なんですね?(写真のように材料に対し上から天井を納めているでしょ?)
なぜ?本式大工らしいと書くかといいますと
上!!から貼るにはそれに絡む材料を壁を貼るより先におさめておかないといけません
今の建築はすべて壁が先でそれら壁に絡む材はすべて後から貼りつけ、
言っては悪いがここがそもそも違う内容であります
細かく書くと長くなるから書きませんが、同じように見える材料の納まりがしっかり仕込んであるか
ただ貼っただけかの違いがありますし、何より違うのが普段からこういう仕込み型の仕事を常に行っている職人と貼っているだけの職人では手先が失礼ですがちがう
仕事がきれい 汚いに分かれると言ってしまうのが私のお口の悪いところですがすみません
私って口が悪いのではないのです お口が正直なんですね?目と脳と口の配線が直列なんですね?
遠慮がない!!といいますか遠慮が薄いのですね?冗談が言えないだけといいますか(笑い)
あまり書くと怒られますが 同じに見られるのは嫌なので あしからず・・・
上から貼る作業は大変ですが貼り方を考えながら作業していかないと最後に言って人の手が入らなかったりと作業の段取りも絡むから仕事の段取りもおぼえることになる
下から貼るなら多少馬鹿でもどこからでも貼っていける ただ貼るだけでOK牧場・・・・
最近はすべて下から上に貼るだからこういう仕事をやらせると仕事の生い立ちがよくわかる
さすがT君!!20年前富士市では有名でした大工さんの最後の弟子で今時めずらしい
住みこみで仕込まれた仕事っぷり!!頼りになります
T君も1日楽しそうにやっていました  上から下に貼る作業は実はたのしいものなのだ!!
僕はその下地造作作り担当ですので一番楽しい面材貼りは誰かに任しおいしいとこは作業できず
次の造作にまわる
集中力の時期だ
普通に貼っていますひのきの無地板ですが
どこそこに使うっていうことは業界人ならわかると思うが普通じゃーないよね?
普通良くてもメインの部屋に杉です わかるかな?この努力!!  涙・・・価値を知ろう!!
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来週からはこちらの床はり作業です
梱包から出し1週間ほどフリーにして現場で寝かせて湿度にならしてからはります
今回はナラの無垢です
ナラ材は春にワシントン条約で規制対象になったので
今後中々手に入りずらい環境になっていくでしょう
今のうちに貼らないとレアになってしまいます
ナラ(オーク)材は使っていてヒノキや杉材との色合いの相性も良く私はすきです
木目も力強くはっきりしている
同単価で貼れる桜よりいいです(まぁ桜といってもかばですが・・・)
来週から僕は和室をつくる
65坪すべて手作業造作だからあるよ!!仕事が!!
がんばろう大工!!
また次回!!

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