こんばんは、今日は現場に人数が多かったので、予定を変更して玄関の式台入れの作業を行いました。 なぜ人数の多いときかって? それは式台の重さにある
非常に重いのだ
低い所に取り付けることもあり 持って踏ん張るのに腰が痛い・・・・・
4人がかりでとりあえず仮りに設置しました。
材料は水目さくら という木 九州の木だと思ったけど 違うかな?
明日はボート入れて設置に入ります。
今回は上に乗る上がりかまちが片方の柱に入るので少し大変な作業、両方柱に入ると 大変 チト頭を使う 片方の柱を深く掘り、向かい合う反対の柱を浅く掘る
深いほうに材料を入れ反対の柱を交わして 浅いほうに半分戻す こうすれば両方にしっかりと入り込むこれを職人言葉で(行ってこい!!)といいます 先にいかしておいて材料がかわったら戻す これよくつかいます。
言葉では簡単ですが実際には斜めに入れていくから、対角になり長さがのびたり
イロイロなものが邪魔して行く手を阻むんですよ。
おまけに重いし、でかいから小さい材料相手とは違います。
でも今回は土地がら腰掛けられる式台は重宝されそう
低めに設置したので上り下りもしやすいと思いまよ。
さくらの式台は経年変化でよい色になります。私の家にもありますが アメ色のいい色になっています。
さて式台が終わったら今度は先延ばしになっていた 廊下の床はり作業!!
約15mもある・・・・・長すぎる・・・ はらねば終わらない
廊下床にはラオス松の4m1枚ものをはります ラオス松はなかなかの貴重品なので失敗は許されない!! がんばります。
玄関の式台
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
- コメント: 1
15mの廊下に4mのラオス松を貼っていく・・・。
出来上がりの廊下を是非歩いてみたいですね。
一度きりですが、皇居の建物の内部に入ったことがあります。
素晴らしい板が使用されていました。さすが皇居。
これからもよろしくお願いします。