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構造材がやってきた

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今日は午後に和風平屋の家の構造材(桁)がやってきた。
丸太指定の特注製材物です。小口から見ても年輪の細かさが、お分かりいただけるかと?また大節になりやすい大丸太のカスケード材、全体に節がほとんどないのにきずきましたか?
私どもでは、手刻みの場合このような丸太からの製材引きを使います。
原産地はアメリカ西海岸、西海岸沿いに地図でみるとカスケード山脈がありますがここでとれた丸太、カスケード材です。 日本で言えば岐阜県の木曽地方みたいなものです。
これだけの丸太国産材ではまず用意できない おそらく数倍になるでしょう。
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われわれは以前にも書いたように構造材は長い材料を指定し使います。
手前の短い材料が4m、長いのが約倍の9m、これなら大きな家でもつなぎがすくなくてすむ。
扱いにはその分重く、今日から腰痛との闘いだ!!墨付け作業はみてると楽そうだがペンで指を動かしているだけだから なんとも寒い・・・インナーには、じじシャツ&
じじパンは履かなくては? まだ抵抗有り
最近はプレカットの普及で大工の手刻みがほとんどなくなりました。
手刻みって必要か? 以前考えたことがある。
内装仕事専門で行くなら、いらないかもしれない、でもほんとの大工仕事路線で行きたいならまこと職人の勝手ですが必要だと思う。
1ヶ月以上ノミを使いつづけるなんて一般住宅では手刻み以外にはない、ここでまなべるのは内装仕事に通じる技術習得(ノミさばき鋸さばき、そして、かなづちを叩く音の強弱が奏でるハーモーニー?笑い話でなくうまい人はホントうまい!!)
なにより木の性質、硬さ、特性等 その他きりがなく木が学べ、木がよめるようになる。
これって大工だけにしか徳がないのでは?
いえいえ、しっかりと納め方としてお客様に帰ってくると思います。
あと10年したら絶滅保護指定になりそうな手刻みですが、応援してくれる人のためにも非力ながらがんばります。
明日は梁丸太の墨付け&加工予定 不揃いの木を組む(大げさですが)昔の大工さんの基本だったこと 高ささえ間違えなければ意外と簡単 結構スキな作業
今回はちとひねくった組み方にしようかと検討中 
今日は温かく春の気配を感じましたが みなさんはどうでしたか?
富士市大工 富士市 大工

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