おはようございます
来週12月3日より建て始める住まいの和室柱仕上げです
まだまだ時間があるからとゆとりで仕事していたら、何となく急がないと・・・な雰囲気・・
残りはこの柱仕上げくらいです 間に合うかな?
大工が仕上げる柱の鉋(かんな)かけはプレカットの仕上げ方とは少し違います。
加工し終えた柱に水をかけます、こうすることで木の表面が膨らんできます
加工の時に抑えた部分やへこみが元にもどります
木は倒された後でも生きていますよね?人間の朝みたいに水を飲んで生きかえるみたいな?
乾くと平だった表面が0,5mmほど部分的にポツポツとふくらみが出て来ます
わかりやすく書くと ニキビみたいな感じですかね?
この後鉋で平に仕上げれば最悪、急な雨で表面がぬれても
、柱は変化なく安定した状態で表面を保ちます
昔からの大工の知恵です。
一晩乾燥させて、朝から鉋をかけます
カンナはこの前メンテナンスしておいたので仕上げはばっちりです!!
同じ柱に見えても完成までに、ひと手間もふた手間もかけてから作っています
建築って奥が深い・・・同じじゃーないよ!!同じに見えて・・・・
他の材料のひのき材のすべてがこの過程を通ります
材料塗装の時にも下地がいいから差が出ますよね?
小さいことの積み重ねですね?
また次回!!
柱のかんな仕上げ前
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
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