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木目もいろいろ

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先日お伝えした玄関の天井工事 裏の化粧板も貼り終わり終了。
木の木目にもいろいろな木目があるのはみなさんもご存知かと思うのですが
木目によって取れる場所が違うのはご存知でしたでしょうか?
お肉でいうところの肩ロースとかヒレとかと同じでいろいろあります。
今回の玄関ごう天井の写真のような木目は根目(ねもく)なんていって根っこの部分またはこれに近い部分、大きな木の切り株を抜いて製材したと思えばあっていると思います。
根目の木目は特徴的ですね、なんというか力強い 木のラインがいろいろと変化している木目がまっすぐ通っていない。
主に使うところはコッテリ和風の廊下腰板や建具の鏡板、主張したいトコになどなど
和室に使われているのは中目(なかもく)なんていいます スッと木目が通っていておとなしい感じ、落ち着きのある部屋に使われます。 人間で言う肩から腰あたりでしょうか?
その他いろいろ木目にはあります パッと思いついたのはこんなトコでしょうか?
おもしろい言葉もあります。 たまに鴨居材に、二の玉(にのたま)と書いてあることがあります。
何だこれ?思わず昔吹いてしまい親方に聞いた、これいい材料の証でもある 
意味はその材料と同じような材料がもう一本その木から取れた材料ですよという意味と説明したほうがいいかな?続けて取れたということだったと思います。たしか・・
我々はこのように木目を使い分け作業しています。 
材料を生かすも殺すも大工次第!! だれも見むきもしない材でも何に見えるかで職人なら活かせるものです。 材を知ることは経験とリンクする。
また木を知る方と話すのもたまにはいいです。私は2ヶ月に一度木の産地から来る方々と話せる機会があるので毎回勉強させていただいています。
次回は15mの廊下床貼りです。お楽しみに!!!!
 
  

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