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木曽ひのきの旅④最終回

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おはようございます。
今回は木曽ひのきの旅④最終回です
木曽の製材所を出た棟梁たち
また上松を目指し北上・・・
着きました!!ここが木曽ひのきの立ち木が実際にみられる 赤沢自然休養林です
元々は明治の終わり~大正時代に国鉄中央線が整備されたことにより木曽ひのきを名古屋まで
運ぶことができるようになったことで整備された木曽森林鉄道の駅周辺です。
ココから木曽ひのきを出していました。
今でも5月から11月まで当時の汽車を使い赤沢自然休養林の周りを観光列車として走っています。
小さなお子様のいらっしゃるご家庭には夏休みにぜひ!!きれいですよ!!
しかしここまで来るのにとんでもなく山の中でした!!
住宅がある場所もかなりの山の中ですからさらに30分以上山にはいります。
途中前方300m前を何かが横切った・・・なんだ?
その後ろを追って35歳くらいの女性が何か持って出てきた。
いたずらっ小憎が悪さして逃げたのかと思いましたが、飛び出した物体が3mくらいの塀に飛んだ!!
おおぉ!!人間ではない!!
サルでした・・・おばちゃん手には棒・・・上に逃げたサルに猛烈に何か言っている
ココのサルは日本語がわかるのか?(笑い) 家に入り込んだ模様・・・
ものすごい顔でサル怒鳴っていました・・・サルは上で知らん顔・・・
こんな怖い方嫁にしないでよかったなと思いつつ横を通過・・・(笑い)棒で毎晩殴られるよ・・・
到着
駐車場に車を停めると森の管理人4人が山から下りてきた
時間は午後3時半、11月ですからもうじき日が暮れる
みなさん大きな鈴をもっている
山はココから往復2時間の遊歩道がある
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入口の吊り橋に貼られた看板・・・・・・・プルプルプル・・・プル・・・
もう一度もどり管理人にいませんよね・・・?くま・・・・・・聞いてみた・・・
おじさん!!いねぇーとは言い切れねェなー?でも もうさみーから いねぇとは思うけど・・・
絶対いねぇって言いきれねェなぁ・・・って・・・いい加減なお返事
辺りにはうちの車と管理の車の2台のみ・・・プルプルプルプルッ・・・
棟梁幼稚園で皆んなでうたったお歌を思い出した
ある日〜ぃ🎵森の中ぁ〜🎵くまさんに〜!🎵でああったぁ〜!!🎵
春まで発見されないかも・・・(棟梁意外と用心深い)
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おやじは いねーよ!!なんて言いながら橋を渡る・・・元身延出身の田舎もんはこれだからこまる
こいつの時代は幼稚園で唄わなかったのか?
時代でしょうか?
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ありますあります木曽ひのき
大きく見えますが写真の木で300年弱だそうです
以前見学に行った富士市のひのきですと90年ほどでこのサイズです
木曽ひのきは大きくなるのにいかに歳月が必要かがよくわかる・・・かと・・・
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間伐前の写真です まだまだ木が細いですね 活きのいい木を間伐して残します
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間伐後100年以上の場所です
若干光が入り木もだいぶ大きくなっていますよね?
この300年生の木を600年生の木にする・・・社長の話を思い出した・・・
がんばれ~木曽ひのき!!
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この木は陽のあたる場所に移動しようと足を上げている最中です  寒いですからねこれから・・
お出かけですか? ちょっと町まで・・・ってかんじでしょうか? 
行ってらっしゃい 気(木)をつけて?
20分ほど中に入りましたがココはまだまだ奥が深い2時間コースですから
奥にはもっとすごい木もあるのでしょうが熊の冬眠前のディナーになるのは嫌でしたので退散・・・
木曽ひのきの成長の長さと山と山の間に位置した陽のあたらない環境と勉強になりました
大工として木を語るものとして本当に良い勉強ができた一日でした
紹介いただいた皆様と木曽でお会いした皆さまにはお世話になり感謝感謝でありまして
ありがとうございました。
これで静岡県の富士ひのき 天竜の天竜杉、秋田県能代の秋田杉と白神山地と長野県の木曽ひのき、次は奈良県吉野あたりに標準を合わせて
見に行きたいと思います。
木は奥が深いねー?地元ならではの取り組みや流通などいい勉強になりました!!
長いブログでしたがお付き合い頂きましてありがとうございました。
皆さまの大切な木の家により良いものを提供できるようにこれからもこんな勉強会を通じ
ルート開拓や仕入れの事情の把握などに努めていきたいと思います。
がんばろう!!大工!!
応援してくださいね!!
また次回!!

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