先週見学会を行った平屋の家がいよいよお客様へ引渡しの日を迎えました。
思えば昨年12月の仮設工事、年を越え1月からおこなった墨付け、きざみ作業
そしてなんとか間に合った3月の上棟、そしてむかえた9月の完成!!
お客様に初めてお会いしたのが昨年の2月のこと、スッキリとした数寄屋風の家に住みたいとの希望からはじまった打ち合わせ作業、数十回にわたり図面を制作し間取りが決まったのは昨年の初夏のころ・・・・・完成まで1年と7ヶ月
引渡しにあたり昨日お客様夫婦より逆にこんなに良くなるなんてありがとうございましたといっていただけた
お礼を言いたいのは私のほうでしたので、私もびっくりしましたが 私からもお礼を申し上げた。涙 なみだ・・・・・・
毎回思うことですが引渡しの時が1番じーーんとくるというか、さみしいと思うことはありませんね、
毎日毎日自ら作業しお客様と考え、デザインを行い管理、監督をすることでいつのまにかその家に対する気持ちが深くなるからではないでしょうか。
今回のような大きな平屋の家は、大工職なら誰でも常に入る仕事ではないと9ヶ月の作業中常に自身の肝に命じてきた、現在ではどんなにがんばったとしても大工職人(請負)として一度たずさわれればまだいいほうだと思いますが、私は若くしてこのような住まいをたくさんのお客様にチャンスを頂き作業させていただいた、
だからこれからもその期待を満足していただける形として表現提供していきたいとおもいます。
最後に今回の住まいを完成にあたりお客様には本当に良くして頂きお礼申し上げます ありがとうございました。
またこの値上がりのひどい時期に私のこだわりに文句もいわず作業に集中し結果をだしてくれた各協力業者の皆さんにも同じお礼をいいたいと思います、またみんなでがんばりましょう!!
明日からは富士宮の家の基礎工事がはじまります、私は富士市内のまちや風の家の作業に集中したいと思います。
ではまた!!
新しい住まい
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
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