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嫁に行きました。

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昨年9月より工事を進めてきました富士宮市の現場が先日嫁にいきました。
1階のほとんどが5寸柱の真壁という大変手間のかかる仕事の連続だったと思います。
ずっと現場で作業していき完成が近づくといつもながら引渡しが少しさみしい時期だ
写真は私が工事中養生をはがす日を待ちに待っていたダイニングだ!!
床が現れ、すばらしく落ち着いた存在感のある部屋になりました。
天井と床の木の種類の組み合わせはただいい素材同士を置けばとりあえず良く
みえるわけではない。
木の相性を今までの経験を元にきめますがセンスの問題かな?
大工さんはもっと材料を加工して木の味ってモノを手の感触や見て味を覚える
努力しないと木の世界をしれませんね?
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リビング収納カウンターです
柱の笹木目の柱がきれいですね?
天板は秋田の天然杉
柱は九州高千穂か秋田ですね?葉節が無いから秋田杉ですか?わかるかな?
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階段はひのきの無垢でつくりました
きれいです ひのき階段
階段を下りてきて1階の天井付近と目線が同じ高さくらいの所まで下ってくると
廊下天井板の杉の香りがぷーーんと強烈にします
ここまで香るのは天然の秋田杉赤柾板だからです
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無論建具も凝っています 写真は千本格子木目浮き出しです
天然秋田杉の無垢板700mm巾くらいの板を細かくワザと数十本にひきわりそれをまた引き割った順番に並べ組み上げるというなんとも罰当たりな(笑い)技法・・・
よーくみると木目が浮き出ていますよね?
時間かかりますこんな建具の制作 
こういう家の建具は夜照明がつくとまたすばらしい空間になる
本当の和の住まいは昼と夜とで違う顔をもつものだ
いいよー!!夜の和の家 癒されます
昨日引渡しに間に合わなかったダイニング掃き出しのサッシ下におく縁台を造り
持って行くと お客様も数日住んでみて、なんか高級旅館に居るようだって言っていました 
今和の家が減る中こんな住まいを施工させていただいて私としてもまた一歩技術的に進歩させていただいたと思います。
家は気に入って頂かないとその家が入居後かわいがっていただけないと思う
ずっと愛される住まいを提供しなければ私たち大工の使命は果たしたことになりませんね?
多少無理してもこれからもいい家が出来るようにがんばります
私に頼むと完成まで時間はかかりますが住まい後の満足感はずっと何年も満足していただける和の家を提供できると思います・・・ので少し待っててね?(いい訳)
次回は函南の現場上棟です
富士宮の現場のダイニングの技術をまた一歩進化させた空間をひらめいたので
次にいかしたいと思います。
まだ内緒ですが?こんな無料仕事ばかり思いつくから もうからねーんだよな俺?
大工もたいへんだぁ~
また次回!!やれやれ・・・

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