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土佐杉笹木目の天井

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おはようございます!!
台風が2つ出来ていていますね
台風は近くで二つ出来ると藤原の効果といったかな?で複雑な動きになると言います
気象庁と米軍、ヨーロッパ中期と毎日3つの予報機関をみていますが
今回は予報がみな違います
どれを信用すればいいのか!!
なんでこんなに気にしているかといますと・・・
来週は上棟なんですよ!!建前なんです・・・
どうか近くまで来ませんように!!
写真は現場の天井です
前に書いた土佐杉の白、笹木の天井板を使い舟底天井っぽく造りました
IMG_1224.JPG
通常小さい竿なんか均等に入れてからこういう板は上から貼りますが
今回はそれではこのきれいな笹木目がつながって見えないので1枚ですっきり見えるように
鏡貼りとした
笹木とは笹の葉が重なりあった見たいに見える木目で非常に貴重でありまして
棟梁も8年ぶりの仕入れでした  中々レアです 白ですし!!
大きな杉の木とか外周が凸凹しているからこういう木目になるのでしょうか?
IMG_1219.JPG
流れ方向に入れた竿大がありましたので面の取り方を工夫して存在が出来る限り
主張しないようにした
通常は面(材料の角です)は45度に取ります(材料の太さがそのまま出ます)
今回は猿面(業界ではエテ面と読みます)として下場がすっきりと見えるように30度くらいに取って
材料が下から見たときに細く見えるように工夫してある
小さなことだが、こういったひとつひとつの気がつかない工夫の連続が木を使うと言うことであり
経験が表に出る瞬間でもある
いつもの面取り仕事も少しの工夫で学べる物がある
面は名の通りツラとも言いますよね?
顔なんですね!!面取り作業とは・・・
どんな材料も面の大きさ次第で表情がかわるってこと考えたことありますか?大工さん?
そう思いませんか?
面取り作業をなめてはいけない
どんないい材料でも面取りでサイズ感を誤ればすべてがダメになると書くと
非常に大げさですが・・・笑い 大事ですこういうセンスも!!
最近お世話になっている名工大工さんもある話の中で同じことを言っていた
さて完成した土佐杉白笹木舟底天井風鏡貼り仕上げ(なげーよ!!名前)
出来た時にはなんか やりすぎた感ありましたが・・・汗
数ヶ月たち表情が馬鹿よくなってきた!!
白材特有の黄色系になっていく過程の表情に変わってきた
壁仕上げ前の部屋に行くと・・・おおおぉぉぉぉおお!!なんかいい感じ!!
横滑りの窓とのバランスもよく本当にいい感じ!!になってきました!!
しっとりとしています  壁が仕上がればもっといいですたぶん!!
味が出てきたと書いた方が伝わるかな? シブい!!です しぶい・・・
わかるかなー?これが・・・お客様に・・・?
すべての材料を竿も含め白材で造ったのですが
白だけで竿・・・意外と材料だしに苦労するものでした
意外とないものです白だけで竿とれる材料って・・・無論いいもので・・・
なので秋田杉の建具材の耳を使いました
苦労するんですよ!!どんな仕事も!!造るまでは!!
わかってくれると思いますが!!
今日は、またまそんな笹木の板を売っていた材木屋の売り出しです
小さい所ですがたまーーぁに?いいものがあるので今から行ってきます
いろんな材木屋で浮気ばかりする棟梁です!!
今日午後はついに!!青森ヒバ梁材が入荷です!!
吉報は寝て待て!!
また次回!!

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