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和造空間造作終わる

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こんばんはーっ!!
今夜の棟梁はなんか軽い 空気のような体・・・
それもそのはずこの3ヶ月現場集中してきた和風住宅の造作工事のほとんどを
ひとり納め終わったのだ!!
長いようで短かったかな?
集中がとけて今は気が楽になりました
1軒の家の造作はいつも気が入るが精神的につめるのでおかしくなることもある
大工も大変なのよ!!みなさん!!エアでパンパンッ!!な家ではこうは感じられないかも知れない?
今回は和風でほとんど真壁だったので気も使うし精密仕事と忙しかったからピリピリしてましたね 自分でわかる・・・俺もまだまだ若いね?39・・・
今回もいい木の家!!いやいや和の家になりましたよ!!
写真は1番苦労して1番手間がかかったDKです
私の中ではこの空間が今までの最高傑作だと言い切れる出来
完成し養生をはがすそのときが今は待ちどおしい・・・
自分で造る新しい和造空間
センスも大事だよね和造って・・・ただ木使えばよくならないし寸法やら角度、
使う木の木味との兼ね合い・・・
すべてがまとまればすっきりしていても相手に伝わる 
これって究極なのだとか?
コッテリは究極ではないそうだ
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トイレも今回はなんとアノ珍材!!青森ひば・・・
トイレ内はもうひばの香りプンプン
この木は和造空間に使うとさすがにいいね!!
たまらん 最高にして最高の香り
私の1番好きな木でもある、今この木が昨年より大分お高くなってきている
心配なこと・・・秋田の渡辺さん!!そんなに僕からボラないでよ!!(笑い)
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最後になった真壁廊下の天井・・・下地造作が超時間かかりました
なので今回は秋田杉の6寸~7寸!!の赤柾を貼った・・・(価値分かるかな?)
こんな超ウルトラ高級材が即用意してしまう自分が怖い・・・ぷるぷるっ・・・
この木は貼る時に色を合わせながら張り込んでいくのですが貼り終えた瞬間から
経年美への道をたどる
どういうわけか杉の赤柾板は張り上げて1ヶ月ソコソコたつと色あわせした色合いが
まちまちになってしまうことに気がつく
DKなんか変わる時期だからよくわかる
残念なことに完成して引き渡すコロの色合いは大工が見ると うーーんとなる
しかし心配後無用!!このあと数ヵ月後にほんのーり色が薄くなり見事に色合いが
あわせて貼ったコロよりきれいになり全体がなじむ・・・
コレを迎えれば後はもう何も言うことが無いくらいの一体感が生まれる
このときの赤柾材の質感は国産材では最高だろう
なぜこんなに色が動くのか?
理由は私のようなまだ穴が青い大工にはまだわからないが杉の赤柾板や源平の赤部分はこういうものだ
コレが無垢材が持つ経年美のひとつであり性質でもある
材料を貼ったあとも見て学ぶ・・大工は日々勉強 たまに見方を変えるのもいい
カッコいいこと書いてますが昼寝してたら数年前に気がついたのですが・・・・
まだまだ現場には足を運びますがとりあえず張り詰めていた気が晴れたので
今はほっとしている
明日からは現場の猛犬棟梁注意!!の玄関の張り紙がポメラニアンが居りますに変わります・・・・・
見積やら段取りやらこれからのお客様には待っていただいているお客様には
現場集中型の私のわがままそのままぶつけてしまいましたが明日からは
なんとか少しは身軽になりましたのでお待たせしました。
でも帰ってきてうれしさのあまり甘いもの食べたので身体的には身軽じゃないかも?
それじゃーダメじゃん!!
また次回!!

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