おはようございます。
GW後半に入りましたね?
なんでも8日まで休みなんて会社があるそうですね?
この時期は毎年カレンダーは見ない 基本です・・・汗
棟梁以前書いた梁組の原寸図を詳細な物にして梁の墨付けに入りました。
梁が勾配(角度)が付きますので南側から北に向かい登るように梁を掛けます
のぼり梁なんて業界用語があります
2本が勾配でのぼりまして1本は曲がった梁を1本入れ
のぼり梁の上に虹のように掛けます。
HP内の施工例には何件か掲載していますが梁が1本で切れないで
まじあうので
きれてなーぁい!!(古いな)ので構造の水平剛性が通常よりも強くなります
墨付けは斜めなので、のぼり梁の方に写真のような
基準の水平墨を出し基準墨の8寸下がりとか
3寸上がりとか、とにかく基準の水平墨を頼りに墨付けをしていきます
長さも水平に対し垂直を出して距離を追います。
梁の片面に出した墨を反対側の面にも出さないといけませんよね?
あと梁の端部どうしが水平垂直があっていないといけません
話についてこられないかもしれませんが
角材だと90度のさしがねひとつで水平垂直が簡単に出せます距離も同じことが言えます
が丸太はそうはいかない・・・
写真は端部どうしの垂直があっているかこのような木をあてて
向こう側の木に合わせ手前のフリーの木を見通して垂直を決めます
さぁ!!みなさんも 片目を閉じて建ててあります木どうしを見通してみて!!
お互いが垂直でしょ?
これが大事!!
垂直が決まれば水平も簡単にさしがねで出ますよね?
こうして丸太に水平垂直を出します(わかりずらい文章ですんません)
丸太の加工は見通すが大事な作業となります
よく作る和式土庇もこのように作られています
きのう夕方から刻み作業に入りました。
明日には終わるかなー?
重いから材料転がすのに大変です
人力なので・・うちは・・・
GWの仕事ものんびりとひとりで気楽です
午後は打ち合わせもあります
がんばろう!!大工
また次回!!
化粧丸太タイコ梁組加工
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