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めずらしい仕事

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こんにちは
現場では玄関の入口をサッシではなく木製で作りたいという話で手造りで建具枠を
入れ込んだ。
今ではあんまり見ない手造り引き戸
めずらしい仕事です
和造建築は建具の納まり方を知っていないとできません
建具屋さんとの連携も大事です
最近は既製品のドアを吊りこむだけだから建具の厚みさえ知らない大工も多い
事実こんなことでも即答できる人は案外すくないのでは?
あと向きですが造る過程では色々乗り越えなくてはいけない部分も多く考えながら
納まり良く無理なくおこなっています 大変なんだよ和造も!!
さて今回は外部ですので秋田杉の柾板で木の動きは極力ないように!!
さらに赤みだけで枠を制作
私のトコなら枠に使える6寸巾や8寸巾の赤身柾板が普通にあるから怖い
和造は材力がないと普通の和の家になってしまう
みなさんには何言っているかわからないでしょうが?
和造建築を行う上では大事な業者選択基準のひとつですよ~?
枠はひのきでも良いが杉の赤みの方が太陽光があたる所は強い
あまり知られていないが杉の赤身はひのきより強い部分があるというか使う場所にもよる
とかいた方が正しいだろうか?
杉とひのきを数か月、外にほったらかしにしたのちにカンナでさっと削れば僕の言いたいことが
わかってもらえる
静岡県は素人のひのき信仰が強いからみんなまちがった解釈をしている人が多い
実際に木材を毎日触り加工して木を体に感覚として持っている人にはかなわない
うわべだけの噂話はよく聞く話
そんな簡単ではないよ建築って・・・
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全体です
枠の上に土庇を後で付けます
巾が4尺5寸と大きいのでインパクトがある建具になると思います。
組子なんか入れて中の木はモミの木なんか使ってあれを形どってみたらいいのでは?
お客さんなら爆笑!! 表札いらないかも・・・よ?
冗談はさておき
現場はこれからも進みます
暑いががんばろう!!大工!!
また次回!!

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