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きらびやかに建築の美

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29日、二ヶ月半におよんだ手きざみ作業の集大成!!上棟式となりました。
27日より建て始め28日に屋根の破風タルキの取り付けを行いました。
これが取り付けられるとむくり屋根のラインがはっきりと姿を現す。
以前書きましたがこのラインはセンスが問われる むくりすぎると猫背みたいな姿になってしまう 判断がものをいうと思います。
5人の手伝いの大工さんにはイイね!!と好評!!
すっきりとさりげない、とてもきれいなラインがでました
基本勾配は4寸むくらした寸法は?ナイショです。(写真では圧縮の関係で勾配が急にみえます)
よくよく考えていくと我々大工は1からではなく0から物事を決めてそれを形にしていくことが多い、同じ間取りの家はないから手本はない。考えることは多いです
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今回は破風タルキの上に木小舞(きごまい)といわれる横木を流しました。
この小舞を入れると半端でなく手間と材料ががかかる作業となる為、敬遠されがちなのであまり見る事がないかと思いますが、そこはまだ若い我々、自身が動けばカバーできる範囲
施工後の軒先を眺めると、なんともきらびやかな雰囲気!!
これぞ建築の美のひとつ!!個人的に小舞好きですね。
ほかの大工さんにもやっぱ小舞いいねと好評 気分も乗るようでした。
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29日は上棟式、用意されたお餅はなんと120キロ以上!!
今回は提案で子供専用のキッズコーナーを設け200人を前に餅まきを行いました。
最近は、なかなか行われない建前ですが、親戚一同や近所の方が集まり力を合わせ一緒に行う行事、人が集まればその家がさらに栄えるという意味もあるのだとか
昔からある大事な行事ではないでしょうか?
しかし何度経験しても苦労したひとつの家を建てる達成感はいいものです。まだこれからが長いのが分かっていてもひとつの区切りでもある。
上棟が終わり、私もやっと ひとだんらくできそうです。

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