小笠原建築/建築実績(富士市)

STEP 組む

プレカットでは木を継ぐとき、写真のようにアリカマ継ぎしか作ることができません。
この継ぎは悪くはありませんが、大工の専門書には一番簡素な、継ぎ方でできることなら避けたい継ぎ方であると書いてあります。大工の手刻みでは数十種類の継ぎ手を造る事ができます。当社では、もっとも強度の高い金輪継ぎ(かなわつぎ)(写真)で継いでいます。
この継ぎは木を半分ずつ取り、組むという効率のよい継ぎ方です。一点にチカラが集中しても折れにくく、引っ張る力にも非常に強い継ぎ方です。しかしできることならば、継ぎの数は少ないほうがいいのです。
当社では構造材(桁)を一般の2倍〜3倍の長さの一本材を用い、継ぎの数を全体で十分の一以下に抑えています。
これは建物を建てるとき、一番重要で、もっとも考えるべき部分だと思います。また、柱と桁を組むとき、刻んだ柱のホゾはプレカットよりも、最大で10倍も長く、直下型地震や横揺れ、引き抜きや引張りなどにも強く納められています。
このように、工場生産型のプレカットと大工の手刻みでは基本構造からまったく違ってくるので、強度も大きく違ってくるのです。
是非、見学会や作業場にお越しいただいて、その構造をご自身の目でお確かめ下さい。