STEP2 削る
大工の道具で一番やっかいなのがこの道具、鉋(カンナ)の刃をほぼ真っ直ぐに砥ぎ、ウラ刃とあわせ、カンナの木の部分とあわせないと、削ることができません。
現在の棟梁、小笠原紀和も毎日練習し、納得のいく仕上がりを得られるまで4年の月日がかかりました。カンナで削った木は、写真でも見ても分かるとおり、ツヤが違ってきます。
右写真は当社が手がけたカンナ仕上げです。写真をご覧いただいてわかるでしょうか?カンナ仕上げの直後、木は光の下で覗き込むとまるで鏡のように、木の表面が輝き、映りこみます。 カンナ技術は大工仕事で一番必要な技術です。
削ることができれば、現場では繰り返すこの作業もきれいに納めることもできます。やや専門的でマニアックなお話ですが、カンナを使える(使いこなせる)職人の仕事と、使えない人では建物の仕上がりはまるで違ってくるのです。